小学生の頃からモノづくりに興味があり、大学はプロダクトインテリアデザイン学科へ。
卒業制作は、社会問題のネット依存をテーマに、スマホを触る時間をコントロールして自己管理できる特殊ケースをつくりました。
就活は、3回生1月頃から、大阪や兵庫県のメーカーを中心に開始。コタニと出会ったのは、学内のオンライン合説です。
退出の際に手間取って最後の一人になった時に、採用担当者から「一度うちを見に来ませんか」と声をかけられ、個別説明会に参加しました。
企業や工場を訪問するのはコタニが初めて。
具体的にどんな仕事をするのかよくわかりましたし、今後改善すべき点、夜勤が大変なことなども正直に話してくださり、逆に信頼できると思いました。
「勇気ある挑戦」という企業スローガンが大学時代の経験と重なり、寮・社宅など福利厚生も充実していたことから、内定をいただいたらここにしようと決めていました。
鍛造プレスで使う金型を製作する第5工場で、NC旋盤オペレーターとして金型を図面通りの寸法に削る加工をしています。
大学の工房にも加工設備があり、興味を持っていたので、希望通りの配属。勤務は、日勤(8:00〜17:00)と夜勤(20:00〜5:00)があり、1週間毎に替わります。
入社3ヶ月目ですが、「じゃ、やってみようか」と早いうちから仕事を経験させてもらえるのがコタニのいいところ。
2〜3種類の金型を量産する日もあれば、10種類以上の金型をつくる日もあり、鍛造プレスから戻ってきた金型を削り直して他の金型につくり替えることもあります。
次の金型へ切り替える際の段取りの良さ、寸法測定後の判断と微調整…先輩方と圧倒的にスピードが違うことを痛感しています。
とにかく今はNC旋盤の操作を間違えないこと。
間違えると機械同士が衝突して大きな損失につながるので、常に確認を怠らないようにしています。
最初は先輩に教えてもらったことをメモして勉強の毎日でしたが、6月に入ってからは仕事を任せてもらえるようになりました。
わからないことはその都度聞きながらですが、自分で作業すると着実にスキルが身についていくのを実感しています。
8月末までには、先輩方と同じように、NC旋盤3台を同時に回せるようになることが目標です。
私は、仕事を長く続けるためにも、その会社の長所だけでなく短所も知っておきたいと思っていました。
そして、入社後のミスマッチを避けるためにも、自己分析が大事。自分が何を重視しているのか、仕事内容なのか、働く地域なのか、しっかりと向き合って就活を頑張ってくださいね。